元塾講師が体験した良い塾・良くない塾


×良くない塾

私は、成績UPは全く考えず親や生徒の機嫌ばかりを伺う利益第一主義の塾で講師をしていたことがあります。その塾では勉強が嫌いな子が授業を妨害する毎日で、それを注意すると授業をボイコットし「あの先生は注意するから嫌だ」と親や塾の経営陣に訴えるのです。

そして逆に講師が親や塾の経営陣から注意されてしまいます。「生徒はお客様だから注意はしないでくれ」と・・・

勉強をしにきてる生徒が本当にかわいそうでした。この塾は何を隠そう授業妨害を注意してはいけない“ゴマすりでもっている塾”でした。結果1〜3年以上経っても成績が上がらない子ばかりでした。



◎良い塾

私が経験した塾では、各生徒のレベルでクラス分けがされており講師が生徒と頻繁にコミュニケーションをとり各生徒の得意不得意な箇所を把握していました。また授業や塾の雰囲気を乱す生徒には凛とした態度で望んでいました。雰囲気も非常にメリハリががあり、地域でも人気の塾でした。

加えてこの塾には「返金制度」という評価制度がありました。学校のテストで学内順位がある一定の順位を超えると月謝の約4〜96%を返金するというものです。生徒の頑張り(=成果)を具体的に評価しようというものです。生徒の頑張りや塾側の手間等を考慮した評価制度だと思いました。96%ともなると塾側としても指導の手間がほとんどかからないということです。生徒自身も成績が良くなって気持ちも良いだろうし、親としても成績的にも経済的にも嬉しいでしょう。



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