プロ家庭教師が生徒だけに教えている受験・試験・テストに強い教材の選び方


連続4回に渡って解説してきた「良い教材の選び方」のコーナーですが今回で最後です。4回とも全て読んだ人はもう皆さんは「良い教材の選び方」のポイントがなんとなく掴めているのではないでしょうか!

私は家庭教師を引き受けたら最初に取組むのが教材チェックです。理由はその生徒がなぜ伸びないのかの原因が「教材の選び方」や「教材の使い方」にある場合が多いからです。
(※「教材の使い方」次回に詳しく解説します。)

それではプロ家庭教師が実際に生徒だけに教えている受験・試験・テストに強い教材の選び方の残りのキーワードを見ていきましょう!

「文字数が少ない」教材を選ぼう!

これは多くの生徒が陥りやすいです。特に受験や資格試験を控えている生徒は文字がぎっしり詰まったいかにも賢そうな教材を選びがちです。何も文字がぎっしり詰まった教材が悪いのではなく、本当に自分に合っているのかが重要なんですね。 「この教材は文字がぎっしり詰まってるし頭良くなりそうだな!この教材を使えば自分もきっと頭良くなるな!」と思い込んで買っちゃう生徒があまりにも多い!しかし残念ながらそれが現実になることはありません。一週間後には本棚に眠っています。

だいたい文字がぎっしり詰まった教材を使いこなせる生徒はそんなこと考えていません。単純に基礎や応用が身に付いたからより詳しい解説や難しいレベルの問題に移ろうと選んでいるだけです。既に選ぶ段階で両者は大きな違いがあるんです。

説明がいっぱいある教材を選ぶ人も多いですが私はあまりお勧めしません。勉強がとても得意で普通の教材では物足りないなら別ですが、そうでないなら文字数が少ない教材を選びましょう!

教材を買うという事はつまり「その分野について分からないから買う」のでより簡単に説明しているものを選んだ方が良いということです。簡単に理解できることも説明文が長いと理解し辛いです。



「簡単な絵や図がある」教材を選ぼう!

これもすごく大事ですね。文字だけではなかなか理解できないことも多々あります。そんな時、役立つのが絵や図です。そしてこの絵や図はより簡単なものがいいです。私の経験上、漫画のようなタッチの絵や図が生徒には分かりやすいようです。私もその方が分かりやすいです。難しくきっちり細かくかいてある絵や図は文字と同様に分かり辛いです。

幼稚っぽいと思うかもしれませんが、これもとても重要なことです。受験・試験・テスト、私はどれもこの方法で確実に成果を上げてきました。生徒たちの中にも始めは戸惑う生徒もいましたが、全員がこの教材の選び方を身に付けて結果を出してきました。



「安い」教材を選ぼう!

これはもうお話ししましたね。受験・試験・テストに関わらず安価なものでも良い教材はあります。単純に費用対効果を考えればいいのです。質が同じなら安い方が経済的にもやさしいですし、私が親なら良い教材を安く買ってその分、良い家庭教師にたくさん授業をしてもらいます。その方が確実に学力はUPしますからね。



4回に渡って解説してきた「良い教材の選び方」はこれで以上です。さぁこれで皆さんも良い教材を手に入れることができますね!しかも安価で!買う前にちゃんとキーワードの項目を全て満たしているかしっかり確認しましょう。手抜きはダメですよ!自分のため、お子さんの将来のため、しっかり選びましょう!

中学受験、高校受験、大学受験、学校の試験や資格の試験、中間テストや期末テストや各単元毎のテストなど生徒によって目標はばらばらですが、「教材の選び方」と「教材の使い方」をマスターすれば必ずや成果がでます。私の生徒達は100%全員がこのやり方で成果を出してきました。

値段や思い込みで選ぶのではなく、私の教えるとおりに自分にあった良い教材を選び、そしてその教材を教えたとおりにつかいこなした生徒は受験なら第一志望校を全員が合格していますし、英検や理検や数検などの資格試験も数多く合格しています。中間テストや期末テストでは英語が5点の生徒が87点、学年順位が100位の生徒が2位になるなど確実に成果につなげています。

これも「私の指導が良いからです!」といいたいところですが、全くそうは思っていません。私は単に生徒たちに「教材の選び方」と「教材の使い方」をじっくり彼ら彼女らが自分のものにするまで指導しただけです。私と会うのなんてせいぜい週に4〜5時間程度ですから。最大の功労者(頑張った人)は生徒自身だと私は常に思っています。

私の生徒たち同様、皆さんも目標が達成できるよう願っています。



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